自動車業界
- ガスケット貼付け機
- シール貼付装置
- パッキン貼付け機
- 自動車業界
課題と背景:手作業によるパッキン貼付けの品質ばらつきと生産効率低下
自動車部品の製造工程において、パッキン(ガスケット)の貼付けは、部品の気密性や防水性を確保するために非常に重要な工程です。
しかし、従来の貼付け作業は作業者による手作業が中心であり、貼付け位置のズレやパッキンの浮き、圧着不足などの品質不良が発生するリスクがありました。
自動車部品は高い品質基準が求められるため、わずかな貼付け位置のズレでも、完成後の製品性能や耐久性に影響を及ぼす可能性があります。
また、作業者の経験や技量によって仕上がりに差が生じるため、安定した品質を維持するには熟練した作業者の確保や、細かな確認作業が必要でした。
さらに、不良が発生した場合には、貼り直しや部品交換などの修正作業が必要となり、追加工数や材料ロスが発生していました。
生産量の増加や品質要求の高度化に伴い、作業者に依存しない高精度なパッキン貼付け工程の自動化が求められていました。
解決策の導入:高精度な全自動パッキン貼付け機による工程自動化
竜製作所が開発・導入したのは、自動車部品の形状や貼付け条件に合わせて設計した全自動パッキン貼付け機です。
本装置は、部品の位置を高精度に検知し、設定された位置へパッキン(ガスケット)を自動で貼付ける専用機です。
部品ごとの位置ずれを補正しながら、一定の圧力と速度でパッキンを貼付けることで、手作業では難しかった均一な貼付け品質を実現しました。
また、貼付け工程では、パッキンの位置決め、供給、圧着、確認までの一連の作業を自動化しています。
作業者の感覚や経験に依存していた部分を装置側で制御することで、担当者による品質差を抑え、安定した生産が可能となりました。
装置設計では、対象部品の形状、パッキンの材質、貼付け位置、必要な圧着条件、生産ラインのサイクルタイムなどを考慮し、現場の製造条件に適した専用設備として開発しました。
既存ラインへの組み込みや生産量に合わせた仕様調整にも対応し、自動車部品製造現場に最適化された自動化ソリューションを構築しています。
導入後の効果:貼付け品質を安定化し、不良削減と生産性向上を実現
全自動パッキン貼付け機の導入により、手作業による貼付け位置のズレや浮きなどの品質不良を大幅に削減しました。
一定の条件でパッキンを貼付けられるようになったことで、作業者の経験や熟練度に左右されない安定した品質管理体制を構築しています。
導入後は、手作業に起因する品質不良をほぼゼロまで低減し、貼り直しや修正作業にかかっていた時間・コストの削減につながりました。
また、貼付け工程の自動化により、作業速度と処理能力が向上。安定したサイクルタイムで生産できるようになり、生産ライン全体の効率化に貢献しています。
作業者は繰り返し行っていた高精度な貼付け作業から解放され、より付加価値の高い工程や品質管理業務へ人員を配置できるようになりました。
品質の安定化、不良削減、省人化、生産性向上を同時に実現し、自動車部品製造に求められる高品質・高効率な生産体制の構築に貢献しました。
一覧に戻る- ガスケット貼付け機
- シール貼付装置
- パッキン貼付け機
- 自動車業界